■2004.12.8(水) 新橋SOMEDAY Map:ds & leader稲垣貴庸 鈴木正則 tp、佐久間 勲 tp、浦田雄輝 tp、小林正弘 tp、フレッド・シモンズ tb、三塚知貴 tb、筒井弘之 tb、高橋英樹 btb、沢田一範 as、竹野昌邦 as、川村裕司 ts、庵原良司 ts、井出慎二 bs、井上祐一 p、安東章夫 b
◎とにかくよかった。言うことなしの快感・爽快・歓喜のライブでした。頭は定番の「ビッグ・スイング・フェイス」。何度も何度も聴いているのに何度聴いても新鮮でうれしくなってくる曲。この曲がその日の成功をもう約束していたようでした。メンバーのとくに庵原さんのニコニコというかニヤリというか、うれしいときの彼の笑顔がゼッコーチョーを暗示していました。みんなのテンションが高まり、さあやるぞ、の気分で始まったのです。新曲のPretty Girl 沢田さんのsaxが冴え渡ります。しぶい、熱い。稲垣バンドの強みのひとつは選曲だなあとまたまた実感。美しいフレーズ、かっこいいフレーズの曲がとても多い。うっとり、ばっちり乗せられてしまいました。川村さんと庵原さんのSAXバトルは思わずうれしくて笑い出してしまうほどの大激戦。若い庵原さんを挑発する川村さんのソロフレーズ、庵原さんが一瞬ヤバイという表情を見せた直後に強烈なカウンターの返礼。延々それも途中で小節数を変えての挑発があったり。思う存分楽しみました。いながきのしゃべりも”相対比較で”恐らく過去最高のでき。とくに「脳味噌通さないでしゃべっちゃった」という記念すべきフレーズは極め付きの面白さ。お客様もたくさん来てくださり、感謝感激でした。次回は2005年2月です。お楽しみに!